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ジュリアード弦楽四重奏団/バッハ:フーガの技法



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バッハ:フーガの技法ジュリアード弦楽四重奏団(ジュリアードゲンガクシジュウソウダン)発売日:1992



 本日3/21はJ.S.バッハの誕生日。

 大バッハは、弦楽四重奏曲を作曲していない?が、世界の名だたる弦楽四重奏団が録音する作品がある。それが、本日御紹介の「フーガの技法」。

 何の楽器のために書かれているか不明瞭な作品を大バッハは書いている。自分の生涯こだわってきたフーガという技法の集大成のように(教科書を残すかのように)書かれている。

 楽器指定はないが、4声部で書かれているために弦楽四重奏団が取り上げることもある。ただ、全曲をオリジナル通りに再現するとなると問題が起きる。2つのヴァイオリンとヴィオラ・チェロでは半演奏不可能な箇所が出てくる。

 なので、その楽曲はカットしてしまうなどの対処がされたり、編曲してしまうという形を通常とるのだが、ジュリアード弦楽四重奏団は、別の驚くべき対処の仕方をとる。

 2ndVnにVaを持ち替えさせ、Vaは特注の特別製のヴィオラ(下に音域を拡げて大きくした)を演奏する事で、オリジナルの音域演奏を実現しているのだ。

 普通にこのCDを聴いているだけでは、わからないほど自然な形で演奏されている。世界一流の仕事といえる。

 このCDを手に取るときに大バッハがオリジナルの弦楽四重奏曲を作曲していない事が、とても悔やまれる。少々無理矢理だが、堂々と弦楽四重奏団の人はこの曲こそ自分達のレパートリーであると言おう。

 収録曲
・フーガの技法BWV.1080
・コラール「汝の御座の前に,われいま進み出で」BWV.668

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